Logは記録の約束
Logは明るさを記録値へ割り当てる方式の一つじゃ。色域は表せる色の範囲で、ビット深度やコーデックとは別の話なんよ。Logだから必ずHDR納品、標準プロファイルだから必ず低品質、とはならん。大事なのは、カメラで何を記録し、編集でどう解釈し、どの画面へ渡すかを一本につなぐことじゃ。短納期のホビー作品なら、安定した標準プロファイルを丁寧に使う方が合う場合もある。Logを選ぶなら、対応するメーカー資料と変換方法を用意し、本番前に白飛びや暗部の耐性を実機で確かめよう。 カメラ名だけで入力を決めず、クリップ単位でプロファイルを確認しよう。同じ機体でも日によって設定が違うことがある。読み込み時の推定が正しいか、テスト素材を使って確認し、判断した根拠を編集担当へ引き継ぐんじゃ。
WBを撮影の連続性として扱う
同じ海岸のカットなのに、旋回した途端に青が緑へ寄ると、視聴者は設定の変化を感じてしまう。オートWBは便利じゃが、構図が変わると判断も変わりうる。光が一定なら、基準となる被写体でWBを決めて固定する方法を試そう。混合光や日没は一定ではないけえ、固定した値を絶対視せず、シーンが変わったら見直すんよ。カメラを切り替えた場合も同じ数値だけで色が一致するとは限らん。編集で合わせるため、可能なら基準色を撮影し、フィルターとプロファイルの組み合わせを記録しておこう。 光が変わるタイミングで基準を撮り直す習慣も役立つ。雲が出た、夕日になった、別の照明へ移った、といった境界を撮影メモへ残そう。色を揃える目的は全てを無個性にすることではなく、意図しない飛び方を減らすことなんよ。
変換を重ね過ぎない
素材を読み込んだら、入力の色域とガンマ、作業空間、出力先を確認する。自動カラーマネジメントで変換した上に、同じLog→表示用LUTを重ねると、二重変換になる場合があるんじゃ。LUTには技術変換用と見た目づくり用があるけえ、名前だけで決めず用途を確かめよう。本ガイドの練習は、一つのクリップを正しい変換、変換なし、二重変換の三通りで並べ、波形と目で差を説明することじゃ。公開作品には正しい一通りを使う。色を鮮やかにする前に、肌、雲、海の連続性と飽和を確認するんよ。 出力先を変えるときは、同じ見た目のまま数値だけを変更して済ませられるとは限らん。明るさや色域の収め方を確認し、実際の納品ファイルを対象に近い表示環境で見る。作業画面と書き出し結果が一致するかも検品項目に入れよう。
YOUR NEXT STEP
実践してみんさい。
- 表示LUTを記録に焼き込んだかどうかを取り違えんこと。
- Logの露出基準を別メーカーの値で置き換えんこと。
出典と編集上の位置づけ
Sir Airffic Goの解説と練習課題は本ガイド独自の編集じゃ。製品固有の条件はリンク先の該当版を確認してつかあさい。
資料確認:2026年10月21日。製品の対応機種・版、制度の適用条件はリンク先で確認してつかあさい。出典には本文確認済みと公式検索索引での確認が含まれるで。
調査方法・未確認事項を見る →